ミミズコンポストにチャレンジしてみたいけど、どんな道具が必要なんだろう…?100均の道具で自作できないのかな?
とお思いの方のためにこの記事では、100均グッズを使ったミミズコンポストの自作方法をご紹介いたします!
筆者もこの方法でミミズコンポストを自作し、たくさんの生ゴミを堆肥に変えてきました。
難しい手順は一切ないので、ぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね♪
ミミズコンポストのDIYに必要な100均グッズ
- タライ
- 収納ネット
- ココナツ繊維
- 霧吹き
- ポリ手袋もしくは軍手
必要な100均グッズは上記商品です。
全てダイソーなどの100円ショップで揃えることができますよ。
用途についてひとつひとつ詳しく見てきましょう。
タライ
タライはミミズの飼育に使用します。
大きさは直径40cmほどのタライを使用。
ミミズコンポストに使用するミミズ(シマミミズ)は土の表面を好むため、タライの深さは浅いものがおすすめです。
バケツのような深い容器は避けましょう。
収納ネット
収納ネットはミミズを飼育するタライを覆うために使用します。
ミミズの脱走と害虫の侵入を防いでくれます。
おすすめは座布団や布団・毛布の収納ネット。
不織布のものは細かな虫の侵入も防げ、ミミズも呼吸ができる一石二鳥な商品です。
ココナツ繊維
ココナツ繊維はミミズの住処とミミズの餌の2役として役立ちます。
ミミズは神経質な生き物ですが、ココナツ繊維を好み落ち着いてくれるそう。
100円均一で簡単に手に入るココナツ繊維ですが、塩分が含まれているため塩抜きが必要です。
ミミズは塩分が苦手なので必ず行うようにしましょう!
霧吹き
霧吹きはミミズコンポストの乾燥防止のために使用します。
ミミズは湿気を好むので、湿った状態をキープしてあげることが大切です。
かといってジョウロなどで水を加えてしまうと、土が濡れ過ぎてミミズが酸欠になってしまいます。
霧吹きなどで適度に湿気を保つようにしましょう。
ポリ手袋もしくは軍手
ミミズを直接触らないためにポリ袋や軍手を使用します。
ミミズを直接触ることに抵抗がある方におすすめです。
また、ミミズは人間の体温で火傷をするデリケートな生物という説があるため、心配な方は使用しましょう。
ミミズを触るときにはストレスを与えないよう、優しく扱います。
100均グッズ以外に必要なもの
- シマミミズ
- 落ち葉や庭の土
- 新聞紙や段ボール
ミミズコンポストに必要なほとんどの物は100均グッズで手に入りますがこの3つは100均グッズ以外に必要なものです。
手に入る場所や用途について詳しく見ていきましょう!
シマミミズ
ミミズコンポストには必要不可欠なものですね。
ミミズコンポストに使用する種類は「シマミミズ」。
5〜10センチほどで生ゴミなどの有機物を食べます。
シマミミズは釣具屋などで手に入れることが可能ですが、購入の際にはミミズが生きているか確認するようにしましょう。
落ち葉や庭の土
ココナツ繊維に落ち葉や庭の土を加えます。
シマミミズの住処になるココナツ繊維には微生物がいません。
微生物がいないとシマミミズは全滅してしまうでしょう。
落ち葉や庭の土には微生物が潜んでいるため、加えることで有機物を分解しコンポストが出来上がっていきます。
新聞紙や段ボール
霧吹きと同じく、ミミズコンポストの乾燥防止に必要です。
手でちぎっても良いですが、シュレッダーで細かくすることで住処やエサにもなります。
乾燥防止のみに使う場合はそのままタライの上に被せればOK!
簡単♪ミミズコンポストの作り方
- 必要な道具を揃える
- ココナツ繊維の塩抜き
- ミミズの住処を整える
- ミミズを入れる
- 新聞紙や段ボールを被せる
- 収納ネットに入れる
ミミズコンポストを自作で作るとなるとハードルが高い・・・。
そんなミミズコンポスト初心者でも簡単に作れる方法があります!
早速、簡単に作れるミミズコンポストの作り方を詳しく紹介していきます。
1.必要な道具を揃える
この記事で紹介した道具を一式揃えましょう。
容器などはほとんど100均グッズのため、必要経費は1,000円弱。
ミミズコンポストはミミズの数が多いほど生ゴミを分解する速度が速くなります。
2.ココナツ繊維の塩抜き
ココナツ繊維の塩抜きを行います。
- ココナツ繊維を水につける
- しばらくしたら水を切る
上記の作業を3〜4回繰り返し、ココナツ繊維に多く含まれている塩を抜いていきましょう。
ミミズが元気よく過ごせるコンポストを作るために大切な作業となります。
塩抜きが完了したら水を軽く絞っておきましょう。
ミミズの住処を整える
塩抜きが完了したココナツ繊維と落ち葉・庭の土を混ぜながらタライに入れていきます
ココナツ繊維と庭の土を混ぜたものは、手で握ると固まる程度湿り気があると良いでしょう。
新聞紙などもこれから入れていくため、タライの8割程度まで入れていきます。
ミミズを入れる
整えたココナツ繊維と落ち葉などの上にシマミミズを入れていきます。
釣具屋などで買った場合、袋の中にシマミミズと一緒に細かくされたペーパーなども入っていますが、そのまま土の上に入れて問題ありません。
入念に混ぜる必要はありませんが、ミミズと土を軽くならしてあげましょう。
新聞紙や段ボールを被せる
ミミズを土に入れたら、新聞紙や段ボールを上に被せていきます。
新聞紙を霧吹きなどで湿らせて土の表面に並べたり、ちぎって入れていきましょう。
収納ネットに入れる
タライをそのまま収納ネットで覆い、完成です!
土の乾燥の様子を見ながらミミズコンポストを育てていきましょう。
注意!すぐ生ゴミを入れないこと
ミミズコンポストといえば、生ゴミを分解してくれる便利なイメージですが、すぐに生ゴミを入れるのはNG!
ミミズはとってもデリケートな生き物で、引越し直後は心が整っていないのでココナツ繊維ばかり食べ、生ゴミを入れても食べません。
ビックリして脱走してしまう可能性もあります。
1週間ほどすると落ち着いて生ゴミを食べるようになるので、中に入れていきましょう!
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