ミミズコンポストを屋内で運用したいんだけど、ミミズの脱走や悪臭が心配…。
という方のためにここでは、ミミズコンポストを屋内で運用する時の注意点をご紹介いたします!
僕は2020年からミミズコンポストを屋内で運用しているのですが、悪臭や脱走で家族に迷惑をかけたことはありません。
(最初は大変でしたが…)
なので、今回紹介する注意点を守っていただければ、あなたも問題なく屋内で運用できるはずです♪
ミミズコンポストは屋外より屋内がおすすめ♪
屋内・屋外ともにミミズコンポストを運用してきた経験からお伝えすると、屋内の方が圧倒的に運用しやすいです。
というのも屋内での運用って、
- 雨
- 気温
- 害虫・害獣
など、コントロールしにくい要素があまりに多くて管理が大変なんです…。
雨水でびしょ濡れになって腐敗環境に偏るとか、アメリカミズアブが寄ってきて卵を産み付けられるとか。
その点、屋内であれば環境をコントロールしやすいんですよね。
寒ければ暖かく、暑ければ涼しくしたり。収納ネットで保管すれば害虫や害獣もやって来ませんし。
でも、コンポストに生ゴミを入れたら悪臭が出るんじゃ…?ミミズが部屋に脱走するのも嫌だし…。
と心配になる方のために、屋内運用する時の注意点を詳しく解説していきますね◎
ミミズコンポストを屋内で運用する時の注意点
注意点は、脱走対策と悪臭・害虫対策に分けて紹介しますね。
ミミズの脱走対策
- コンポストにフタをしない
- 作った直後に生ゴミを入れない
- フチを水気を必ず拭き取る
- ミミズコンポストを収納ネットに入れる
以下、それぞれの詳細です。
コンポストにフタをしない
意外に思うかもしれませんが、コンポストにフタをしない方がいいんです。
フタで密閉すれば確かに物理的な脱走を防げますが、コンポスト内の水気調整が難しくなるんですよ…。
ミミズって水気に沿って動く修正があるので、フタの裏にミミズがびっしり…なんてことも。
フタをしなければ水気は蒸発するワケですが、ミミズがそれに沿って動くことはありませんよね。
そして、フタの代わりに濡れた新聞紙や段ボールを被せるだけでOK。
乾燥したら霧吹きで水気を足してあげましょう。
作った直後に生ゴミを入れない
ミミズコンポストを作った直後に生ゴミを入れると、ミミズが驚いて脱走します。
僕はこれで大失敗しました…。
コンポストを作ったその日に生ゴミを入れたら翌朝、室内がミミズの死骸だらけに。
ミミズって思っている以上にデリケートな生き物なので、新しい住処に慣れるまで1週間ほどかかるんです。
それまで生ゴミを入れるのは我慢。
フチを水気を必ず拭き取る
コンポスト内の水気を足す時に役立つのが霧吹き。
シュッシュッすれば簡単に水気を足せます。
ですが、その後のひと手間がめちゃくちゃ大事。
コンポストのフチに水気がついたままだと、それに沿ってミミズが動いて脱走する可能性があるので…。
そうならないために、霧吹きを使った後は必ずティッシュなどで拭き取りましょう。
ティッシュはそのままコンポストに入れてもOKですよ◎
ミミズコンポストを収納ネットに入れる
屋内運用時は収納ネットが大活躍。
ミミズコンポストがすっぽり入る大きさなので、室内への脱走を防いでくれます。
ただしコンポスト内の環境がよろしくないと、収納ネットの中に脱走することもあるので注意してください。
ミミズコンポストの悪臭&害虫対策
- 生ゴミを細かくしてから入れる
- 冷凍させた生ゴミを入れる
- 生ゴミと一緒に新聞紙や石灰を入れる
こちらも詳しく解説していきますね。
生ゴミを細かくしてから入れる
そのまま入れてもいずれは分解されます。
ただ、1日でも早く分解させたいなら細かくしてから入れるのがベスト。
ミミズって歯がないので大きいものは食べにくいんです。
そのため大きいままだと分解に時間がかかり、結果として悪臭も出やすくなる形。
これを防ぐためには生ゴミを細かく砕いてから入れるのが効果的。
冷凍させた生ゴミを入れる
生ゴミを放置しているスキに、コバエなど虫の卵が産み付けられることがあります。
そのままコンポストに入れてしまうと、いつの間にかコバエが大発生…なんてことに。
しかし、生ゴミを一回冷凍させれば防ぐことができます。
冷凍させることで野菜の細胞も破壊されるので、分解速度も速くなりますよ。
生ゴミと一緒に新聞紙や石灰を入れる
生ゴミを入れる時、一緒に新聞紙や石灰を入れてあげましょう。
新聞紙は生ゴミの臭いを吸着してくれ、石灰はコンポスト内のpHを調整しれくれます。
ただし消石灰や生石灰はNG。アルカリ性が強すぎてミミズが死滅する可能性があるので…。
経験上、石灰は入れなくても問題ありませんが新聞紙はぜひ入れてください。
屋内運用にピッタリな容器は…
タライです。
プラスチックの収納ケース、漬物桶、発泡スチロールなど、さまざまな容器でミミズコンポストを運用してきました。
その中で一番運用しやすかった容器が100均のタライです。
丸型でかき混ぜやすい、収納ケースにすっぽり入る、サイズも申し分なし。
詳しい作り方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください♪
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